映画『こわれること いきること』 こわれること いきること

5月19日(金)よりまちポレいわきにて先行公開/5月26日(金)よりシネスイッチ銀座ほか全国順次公開

東日本大震災で大切な家族を失い、自分一人だけが生き残った主人公。彼女が働く介護施設を舞台に、人の生き方や終わり方、高齢化社会に光をあて、人間の尊厳に迫るヒューマンドラマが誕生。

吉田伶香 藤田朋子 宮川一朗太 斉藤 暁 寺田 農 風祭ゆき 丸 純子 兼次要那 福原稚菜 大野佑紀奈 神倉千晶 木村八重子 五頭岳夫 外波山文明 監督・脚本・編集/北沢幸雄 作曲・編曲:富澤タク エンディングテーマ「小さなこえでも」(歌:Toshie)製作:三英堂商事/アイ・エム・ティ 配給:アイ・エム・ティ 配給協力:FLICKK 2022年/126分/ステレオ ©三英堂商事/アイ・エム・ティ
企画/上村岩男・飯泉幸夫 製作/上村岩男・井口秀和・飯泉幸夫 プロデューサー/飯泉幸夫 撮影監督/倉本和人 照明/淡路俊之・津田道典 美術/貝原クリス亮 録音/臼井勝 編集/佐藤芳郎
				スタイリスト/石井玲子 ヘアメイク/関東沙織 VE/田代浩由紀 MA/山下裕康 音響効果/田村亥次 楽器指導・フルート指導/山田ゆう子  制作担当/中根克 キャスティング/北田由利子・鶴岡大二郎
				エンディングテーマ「小さな声でも」 作詞/TAOKA 作曲・編曲/富澤タク 歌/Toshie  製作/三英堂商事/アイ・エム・ティ 製作協力 DEXI/レイ・グローエンタテインメント/劇団いわき小劇場
				協力/いわき市 いわきフィルム・コミッション協議会 いわき市常磐支所 東京未来大学福祉保育専門学校 配給/アイ・エム・ティ 配給協力/FLICKK 宣伝/とこしえ
				2022年/126分/カラー/ステレオ ©三英堂商事/アイ・エム・ティ
				協賛/日本生命保険相互会社 武蔵野営業部 ㈱アイダ設計 三峰電気株式会社 情報通信ネットワーク事業本部 株式会社エム・テイ・フード ダイヤモンド経営者倶楽部
				株式会社西郷山RP 株式会社PLY トップグループ ラトブ 軽井沢エフエム放送株式会社「軽井沢 ラジオ大学」 システム・テン株式会社 気手来手くんの家 家族の家ひまわり

イントロダクション

主演の遥を演じるのは、「めざましテレビ」イマドキガールメンバーとして朝の顔となり、ドラマ・CMなどで活躍中の吉田伶香。絶望の淵から希望を見出そうとするひたむきな姿に、目が離せません。
遥の恩師で認知症を患い夫婦で施設に入居する由美子役に、TBS系ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」で人気を博し、映画・ドラマ・舞台での女優業にとどまらず、歌手・ブランドプロデュースなどマルチな才能を発揮する藤田朋子。
献身的に由美子を支える夫・亮役に宮川一朗太、施設長役に福島県出身の斉藤 暁、遥を困らせてばかりいる問題の入居者・菊田次郎役に寺田 農など邦画界を代表する俳優が脇を固めます。また風祭ゆき、丸 純子、外波山文明など名バイプレイヤーの演技も光ります。
劇中音楽を担当するのは、福島県いわき市出身でグループ魂メンバーであり、音楽プロデュースにも定評がある富澤 タク。エンディングテーマ「小さな声でも」を歌うのは、福島県いわき市出身の歌手でラジオパーソナリティのToshie。
監督は、映画『AZA-ARI』『凶愛』『a20153の青春』など、弱者の側に立ったストーリー構築をしている映画を多数送り出している北沢幸雄。本作にて、オリジナル脚本やエンディングテーマの作詞も手がけており、高齢化社会に光をあてながら、複雑に揺れ動く感情を描いていきます。
新緑の季節、人の生き方や人生の終焉で願うこととは何かを問う“人間の尊厳”に迫る命の物語をお届けします。

ストーリー

震災で家族を失った遥が、
介護施設での出会いを通して、
希望を見出そうとする
ヒューマンドラマ

東京の介護専門学校に通う遥は、地元にいる従姉妹の結婚式に出席しなかった。
式当日の2011年3月11日、東日本大震災が発生。
海岸通りに面した式場に向かっていた遥の家族4人は、車で被災し亡くなってしまった。
一人だけ生き残った彼女は、深い贖罪の意識と喪失感に苛まれ、そして時間だけがすぎていった。
誰にも連絡をせず、人間関係を遮断しながら専門学校で学び、卒業後、地元の介護施設で働き始める。
わがままな老人たちの世話をしながら忙しくしているものの、遥の心の中は変わらずに虚しさで溢れていた。
そんなある日、高校の恩師で吹奏楽部顧問だった小田由美子が夫に付き添われて介護施設に入居してくるのだが・・・。

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キャスト

  • 吉田伶香

    吉田伶香

    2002年4月5日生まれ、山形県出身。
    「2020ミス・ティーン・ジャパン」でファイナリストに選出され、芸能活動を開始。
    2021年、AMEBA配信 恋愛リアリティ番組「恋とオオカミには騙されない」に出演し話題となる。翌22年には、映画『オカムロさん』で映画初主演を果たす。
    現在、フジテレビ「めざましテレビ」のイマドキガールメンバーとして朝の顔となり、ドラマ・CMなどでも活躍中の注目の若手女優。

  • 藤田朋子

    藤田朋子

    1965年生まれ、東京都出身。
    1987年、ミュージカル「レ・ミゼラブル」初演で舞台デビュー。
    1988年、NHK連続テレビ小説「ノンちゃんの夢」でヒロインに抜擢され、人気を博す。
    1990年からTBS系ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」シリーズで五女・長子役を好演。
    以後、映画・ドラマ・舞台など女優業にとどまらず、歌手として夫であるアコーディオニスト桑山哲也とのライブや、女優・小林綾子とのユニット「toa-toa」として朗読劇と音楽を奏でるLIVEを定期的に開催。ブランドプロデュースなどマルチな才能を発揮している。

  • 宮川一朗太

    宮川一朗太

    1966年3月25日生まれ、東京都出身。
    1983年、映画『家族ゲーム』で映画主演デビューを果たし、同作品で1984年に日本アカデミー賞優秀新人賞を受賞。
    1984年、フジテレビ系ドラマ「青い瞳の聖ライフ」、翌85年フジテレビ系ドラマ「ヤヌスの鏡」、フジテレビ系ドラマ「しゃぼん玉」、TBS系ドラマ「華麗なる一族」、TBS系ドラマ「半沢直樹」などに出演。
    また映画は、『ゴジラvsメカゴジラ』(1993年)、『独身アパート
    どくだみ荘』(1988年)、映画『ソロモンの偽証』シリーズなど多数出演しており、ドラマや映画を中心に活躍している日本を代表する俳優。

  • 斉藤 暁

    斉藤 暁

    1953年10月28日生まれ。福島県出身。
    オンシアター自由劇場を経て、東京壱組創立メンバーとして活躍。97年にフジテレビ『踊る大捜査線』湾岸署の秋山副署長役で共演者らとスリーアミーゴスを名乗り人気者に。テレビ朝日「科捜研の女」シーズン1で物理担当榎戸輝男役で登場、シーズン5から日野和正役で科捜研メンバー入り(シーズン11で所長に昇格)ドラマ・映画・舞台のみならずバラエティー番組などにも出演し、幅広く多彩な活躍をしている。趣味のトランペット演奏はプロ並みの腕前!

  • 寺田 農

    寺田 農

    1942年11月7日生まれ。東京都出身。1961年、文学座附属演劇研究所に第1期生として入所。同年の『十日の菊』で初舞台を踏む。五所平之助監督『恐山の女』(1965)で映画デビューを飾り、日本テレビ『青春とはなんだ』(1965)『これが青春だ』(1967)に出演し注目を集める。岡本喜八監督『肉弾』(1968)で毎日映画コンクール男優主演賞を受賞。以降も多数の作品に出演し、中でも岡本喜八監督(『赤毛』1969、『座頭市と用心棒』1970など)、実相寺昭雄監督(『無常』1970、『帝都物語』1988など)、相米慎二監督(『セーラー服と機関銃』1981、『ラブホテル』1985ヨコハマ映画祭主演男優賞など)の常連俳優となる。ドラマ・映画のほか、ナレーター・声優としても活躍しており、特に宮崎駿監督『天空の城のラピュタ』(1986)のムスカ大佐役を務めたことで知られている。近年の出演作に、武正晴監督『嘘八百』(2018)、内藤瑛亮監督『ミスミソウ』(2018)、清水祟監督『犬鳴村』(2020)松村克弥監督『祈り ―幻に長崎を想う刻(とき)―』(2021)、金子修介監督『信虎』(2021)では36年ぶりの主演を務め、2023年ロンドン映画祭外国語部門主演男優賞を受賞。

スタッフ

  • 北沢幸雄

    北沢幸雄

    1953年東京生まれ。
    東京工芸大学在学中(旧東京写真大学)より、助監督として若松孝二監督、小林悟監督、小川欽也監督に師事。1978年「さすらいの性」で監督デビュー。 ズームアップ映画祭、新人監督賞。82年日本映画監督協会員。97年ズームアップ映画祭、作品賞受賞。にっかつ作品等、劇場映画、企業 PRビデオ等、多数脚本・監督。

    監督作品(近年)
    • 2009.10
      劇場映画「AZA-ARI」 アイ・エム・ティ
    • 2015.01
      凶愛(V) アイ・エム・ティ スターボード
    • 2016.11
      後妻業の悪女(V) アイ・エム・ティ スターボード
    • 2017.3~
      丸純子のおいしいひとり酒(CS放送) Vパラダイス
    • 2019.3~
      あなたと行く酒と温泉ふたり旅(CS放送)Vパラダイス
    • 2021.11
      映画「a20153の青春」 アイ・エム・ティ

エンディングテーマ

  • Toshie

    Toshie

    福島県いわき市出身。防災士、フルーツアートプロフェッショナル取得、雅号千桜。
    2003年デビュー。映画、ドラマ出演。
    2006年故郷から発信の思いで県内でも芸能活動開始。バラエティー、情報番組出演、CM、CMソング、ラジオパーソナリティーとして活動、東日本大震災後、故郷の地を陽の光の下、前を向いて歩んでいくをテーマに2013年「Blue Bird〜Fly to shine〜/真昼の月」小沼寿恵名義リリース。 2018年アルバムリリースよりアジア進出を目指しToshie名義となる。計21曲リリース。 「Toshieのまぁまぁそんな感じで♪」FMいわき毎週土曜18:30放送中、 故郷の老舗劇団、劇団いわき小劇場の定期公演に出演。 2023年芸能生活20周年

  • 富澤タク(グループ魂/Number the.)

    富澤タク(グループ魂/Number the.)

    ギタリスト/シンガー/コンポーザー/プロデューサー。
    2016年 シングル「いずれ」リリース
    2017年 シングル「そのさき」「今夜抄」リリース
    同年、アルバム「波とギター」リリース
    2018年 シングル「誰のために桜は咲く」リリース

    ソロとして『アラバキロックフェス』『フジロックフェス』『風とロックフェス』などのビッグフェスに多数出演している。
    自身のバンド「Number the.」は「1st」、「ナイトソングス」の2枚のアルバム、いくつかのシングルをリリース。
    また故郷福島を想い東日本大震災のチャリティーソング、「予定~○○に帰ったら~」を箭内道彦と制作。
    八代亜紀、中村雅俊、高橋優などとのコラボレーションで全国版の全ての作品に参加。
    阿部サダヲ、宮藤官九郎らとのバンド「グループ魂」にギタリスト、サウンドプロデューサーとして参加。
    NHK紅白歌合戦出演、日本武道館公演などを果たしている。
    楽曲提供、プロデューサー、ギタリストとしては「Char」「Puffy」「TOKIO」「畠山美由紀」「リリーフランキー」など様々な作品に参加している。
    http://www.taku-tomizawa.net/

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